私は力強く頷いた。 ちゃんと伝えたい。 好きです。 匠のこと、好きになりました。 そう言ったら、どんな顔するのかな。 「ほ、ほら!まだ仕事たくさんあるんでしょ?ちゃんと食べてぶっ倒れないようにね!」 「志麻のスニーカー、明日ちゃんと持ってこいよ」 「了解」 「忘れたら明日のご飯代、すべてお前持ちだから」 「ぜ、絶対に忘れない!」 食べかけのメロンパンも手に持っていたもうひとつのパンも匠に押し付ける。 背中を押して強引にこの場を離れてもらおうとした。