王様の命令は?



ふっ、と笑われて。

勢いよく顔を背けた。



「はぁー……」



誰もいなくなった図書室で思わず出てしまうため息。




久河さんがタイミングよく来たから、最後まで言えなかったけど……

私、さっきあのとき口に出しそうになっていた。




あのね、私……好きだよ。



そう、伝えようとしていた。




もう伝える覚悟や心の準備はできてる。



どうしようって不安になったり、迷ったりしだしたらキリがない。



ーーグ〜ッ……



「わっ、またお腹鳴っちゃった」




…あんだけ近ければお腹の音ぐらい普通に聞こえるわ。


仕方ないもん、ロボットじゃないし私!