王様の命令は?



「仕事放棄なんていいんですかー? ダメですよねー?」



「うるせぇな。口動かす暇あんなら手動かせ手を。さっさと風船配ってこい」



「じゃあ匠もっと頑張ってティッシュ配ってよ、私もすぐに手伝うから!」




どこまでも淡々としゃべるもんだから、こっちがかあっと熱くなってしまう。



声が大きくなってしまう。



自分の感情をうまくコントロールできないところはまだまだ子どもだ私。




「ふー……ふーっ…あんたのせいで、いらん体力使った……」



「勝手に1人で騒いでただけじゃねぇか」



「くっ……」




言葉に詰まった私を鼻で笑う様子が容易に想像できる。



ほんと、偉そうだなっ!


見えてないけど、わかるんだからね!