数分後───

チョンチョン…

誰かに肩をつつかれた。

ゆっくりと目を開けると、これまた国宝級の美女がいた。

いや、美女というより可愛い系の女の子だ。

「あの…私、あなたの隣の席なの!
西村 美夜(にしむらみや)って言います!よろしくね」

にっこり笑顔で言われた。