少女警官チカコ 第3話

早く休みたいから、急ぎぎみでフロントへ。

受付に人がいないので、ベルを鳴らす。

「はーい。」

フロントの人、登場。

「えっ、あれっ! どうなさいましたか?」

予想通り、びっくりしている。

「県警の野辺です。私はこのホテルに泊まる旅行客です。防犯のため、制服で参りました。何かありましたら、すぐ私に連絡ください。」

「あ……はい。県警? そうですか! わかりました……ありがとうございます。お疲れさまです。」

安心してくれたかな。