少女警官チカコ 第3話

遺体は部屋のまんなかで、スマートフォンを手に持った状態で倒れていた。

第一発見者、ホテルの清掃員、初見潤(はつみ じゅん)さん50歳女性。

チェックアウト時間を過ぎてもフロントに来ず、ドアノブにはドンディスカードが掛かっていて、まだ保崎さんが寝ていると思って、部屋を掃除しなかったらしい。

なかなか保崎さんが部屋から出ないので、ドアを開けたら、男性の遺体が発見されたみたい。

しばらくして、仲間の警察官も駆けつけてきた。

遺体の頭部から血が流れていた。

「チカコ。血液検査しておくからな。」

「わかりました。私は携帯を見ます。」

私は、遺体の手に持っているスマートフォンを見た。

つけてみたら、SNSの画面に。
保崎さん自身のページだった。