結局、彼は最後まで教えてくれなかった。
律太はこの前別れた公園まで私を送ってくれた。
私の近所には二つ公園があって、一つは遊具がたくさんある。
そして、もう一つの方はスポーツを楽しむための公園として造られたため、遊具は一つもない。
律太が送ってくれたのは、先にあげた方の公園であり、燈太が死んだのはあとにあげた方の公園である。
今、あの公園はどうなっているのだろうか。
私はふと、気になった。
事故が起こってから以降、私は一度も訪れていない。
気がつかないうちに、避けていたような気もする。
私の足は、自然と、燈太が死んだ公園へと向いていた。
律太が送ってくれた公園からは、そう遠くはない。

