さよならはまたあとで


「あ、ごめんなさい…私邪魔なら」


私の言葉に、葛城はそっと微笑んだ。


「そんなことないよ。あ!そういえば、俺今日ジュース買い忘れてた。悪いけど律買ってきてよ」


「はぁ?なんで俺が…」


あからさまに嫌な顔をする律太に、葛城は何かを握らせた。


「お釣りはいらないよ」


律太が手の中の物を確認すると、彼は静かに立ち上がり、教室を出て行った。