さよならはまたあとで

私は葛城に話しかけるタイミングを見計らっていた。

虎視眈々とその時を狙う私は、きっと怖かったはずだ。

4時限目を終えると、律太はコンビニの袋を片手に私の席にやってきた。


「一緒にいい?」


彼はそういって、自分の椅子を私の机の方に寄せた。


「おいおい、俺のこと置いてくなよ」


そう笑いながらやってきたのは葛城だった。


「空も一緒に食う?」


「なんでだよ、いつも一緒のくせに」


二人の息はピッタリだった。他人でもわかる。