さよならはまたあとで

半ば走るように昇降口を抜けて、正門を通り抜けたところで、私は足を止めた。

目元が熱かった。

本当は頷きたかった。

こんな死神みたいな能力がなかったら、私の生活はどれだけ違っていただろう。

友達と出かけたり、話したり、カラオケに行ったり、私だってしたかった。

それなのにできない。

笑いたいのに笑えない。

悔しくて、悔しくて、仕方なくて、私はその場にしゃがみ込んだ。

自分の人生と運命を呪った。