さよならはまたあとで



「あ、いたいた」



振り返ると、葛城兄弟が私たちに向かって手を振っていた。


「おいおい、誰のおかげで今生きてると思ってるんだよ」


呆れ顔で笑う葛城。


「律にはジュース一生分奢ってもらうからな。だからお前はもう死ねないぞ」


人差し指を突きつけて自慢げに笑う葛城。