さよならはまたあとで


「燈太君…?」


「どうも、律太がお世話になっております」


彼はクシャッと鼻にしわを寄せて笑った。


「でも燈太君と話せてるってことはやっぱり私…!」


再び慌て始める私の肩に、燈太は優しく手を置いた。


「ここは優恵ちゃんの夢の中っていうか…潜在意識っていうか…そういう場所だから、大丈夫」


肩から伝わる温かさに、私は徐々に落ち着きを取り戻していった。