さよならはまたあとで


「遅い!」


「ごめんっ!」


私が二人に追いついたのはいつものファストフード店の一角。


「ジュース奢るよ、なにがいい?」


私はメニューを指差した。


「いいよー、そんなつもりで言ったわけじゃねーもん」


律太はいつもの笑顔でコロコロと笑った。


「俺、オレンジジュースで」


それから律太は葛城の肩をぽんと叩いた。


「はぁぁ!?」


いいリアクションで葛城は立ち上がる。


「あ、あの私は、アイスティーで」


「優恵ちゃんまでー!?」


私たち三人はお互い顔を合わせて大笑い。