さよならはまたあとで

この日、燈太はお母さんの誘いで珍しく家に上がった。

私たちは、お母さんが部屋まで持ってきてくれたオレンジジュースとお菓子をミニテーブルの上に置き、それをはさんで座った。

初めての環境に鼓動が加速していく。

この頃には、私はもう既に確信していた。



中村燈太に恋をしているということを。