【短編】裏あり男女の初愛




前の方に座っているのはあの人で、

つい様子をうかがってしまう。


何してるんだろう。

…とか気になってしまうのはなんでだろう。


考えをめぐらせていると、その顔は急にこっちを向いた。



「南条さん?」

「な…なに?」

「いや、視線感じるなと思って。

…え、俺名前間違えてた?」