わいわいと楽しい時間はあっという間に過ぎ、お開きの時間になってしまった。



妊婦の舞を遅くまで連れ回すわけにもいかないし。



舞とはお店で別れ(旦那様が迎えにきた!)、由美子と帰路につく。




「舞のお腹みてたらさー、私も子供ほしくなっちゃった!」



なんて話をしながら歩いていると、






「あれ?桜井さん…?」




とどこからか声をかけられ、立ち止まった私たち。