特別扱いしてください

やっぱり連れてきて正解だった。



さっきまで悩んでいたのに、そんな悩みは花穂の呼吸音を聴いた瞬間どこかへ飛んでいってしまった。





「…あのさ、湊くん…?」




聴診器を外すと不安そうな花穂に声をかけられた。





「ん?どした?」




片付けながら返事を返す。







「………よく、入院させてるの?」






「…え?」







「…ここに。」