「とりあえず何か食べよっかー。


あ、その前に花穂そこの部屋使っていいから、着替えておいで。」




それもそうだと思い、ソファーへと向かっていた行き先を指定された部屋へと変更する。



「あ、ありがとう。私も手伝うよ。」




ご飯まで湊くんに作ってもらうのは、と思いそう提案すると、




「ダメ。入院患者さんはご飯作らないでしょ。笑」




とあっさり却下。





「……そうでした。」




大人しく着替えてこよ。






入院患者、か、、





湊くんの言葉を聞いて、今までの経緯を振り返る。




なんだかテンションが上がっちゃって、発作のこと忘れちゃってたな。




あれ、なんで私こんなにテンション上がってるんだろう…?




自分の事なのになんか変な感じだ。