特別扱いしてください

改めてそう言われると、何を話したら良いのか…。



さっきまでは止められても言葉が出てきていたのに、今は考えても出てこない。




戸惑う私に、真面目な顔で湊くんが口を開く。





あ、これきっと嫌なこと言われる…。



直感的にそう思った。

 




「花穂、まだあんまり良くないね。


このまま帰すのはちょっと心配だし……



今晩だけでも入院しない?」





ほら、ね。





「えっ……でも…。」
 



「嫌?まぁ、嫌だよなぁー。」





嫌かと聞かれたら当然嫌だ。




「今日の出来事見てた人もいるみたいだし、あんまり大事にしたくない…かな。」