外来の業務が終わって、事務所へ戻るためにエレベーターへ向かった私だったが、混雑していたため急遽予定変更、階段へと足を向けた。
一日働いてダルイ体を引きずるように登る。
はぁ、はぁ…
あんまり体調が優れないとはいえ、異常な程に息が上がる。
ん、なんだか息苦しい…?
一階分登ったところで、それは確信へと変わる。
絶対、おかしい。
身の危険を感じて階段を登り切ったところの隅にあったソファーに咄嗟に腰を下ろした。
登るのをやめたのに息苦しさは無くならない。
いや、無くなるどころか…
息が…できない!
こんな状況なのに頭の中は何故か冷静で、段々とぼやけてくる視界の中、私はスマホを取り出すと素早く発信ボタンを押した。
一日働いてダルイ体を引きずるように登る。
はぁ、はぁ…
あんまり体調が優れないとはいえ、異常な程に息が上がる。
ん、なんだか息苦しい…?
一階分登ったところで、それは確信へと変わる。
絶対、おかしい。
身の危険を感じて階段を登り切ったところの隅にあったソファーに咄嗟に腰を下ろした。
登るのをやめたのに息苦しさは無くならない。
いや、無くなるどころか…
息が…できない!
こんな状況なのに頭の中は何故か冷静で、段々とぼやけてくる視界の中、私はスマホを取り出すと素早く発信ボタンを押した。