特別扱いしてください

「あのね、明日から仕事行ってもいいかな?

あんまり長く休むとみんなにも迷惑がかかるし、、、


ダメ?」




私の言葉を聞いて陽太がゆっくりと椅子に腰掛ける。




な、なんて言われるのかな?




「うーん、体調は大丈夫なの?

発作起こしちゃったらそれこそみんなに迷惑がかかるよ?」




うっ、そこを突かれるとツライ。



自信を持って大丈夫とはまだ言えない…。






「、、、聴診しようか。こっちおいで。」




陽太が聴診器を取りに奥の部屋へと消える。




返す言葉が見つからないまま、そのあとをゆっくりと追いかけた。




枕元のライトを付けて、陽太がベッドへと手招きする。




「ここ座って。」




指示されるままベッドに腰掛けた。




「今日はほんとに息苦しくなかった?」




真剣な眼差しを向けられ、緊張で体に力が入る。

 


「、、、うん。昨日、よりは。」




すぐ聴診されるのかと思って構えたのに、ステートは陽太の首に掛かったまま。




不意に手首を掴まれ、脈をとられる。





「ほんとかなぁ?

まぁ、音聴いたら分かるんだけどね。」