午後4時。



朝からのバタバタがようやく落ち着いて、やっとお昼ご飯にありつく。



お昼とは言わないのかもしれないけれど、と心の中で突っ込みを入れながら遅すぎる昼食に箸をつけた。




あ、、



思い出したようにスマホをポケットから取り出す。




触る暇なんてなくて、確認すらしていなかったスマホに目を向けると、緑色のランプが点滅していた。




相手は花穂。




あっさりとした文章。一瞬で読み終わった。





「良かった…。」




これが本心かは分からないけれど、連絡が来た事が嬉しい。




“何かあったらいつでも頼って”



そう返信しておいた。