「、、わかった。」



もう仕方ない、受け入れよう。




どっちにしても陽太に隠し通せるわけがない。




その答えを聞いて、早速陽太が制服のボタンに手をかけた。





陽太によってベストとシャツが脱がされて、フワッとタオルがかけられる。





「先に止血だけするね。」




あれ?



なにかしら言われるだろうと思って身構えていたのにな。




傷を覗いて淡々とガーゼを準備している。