特別扱いしてください

事務所へと入った途端、耳障りな笑い声が私の身体を包んだ。



「きゃははは!えー、そんなことないですよ♡小林さんもかわいいじゃないですかー♡」



私の願いは届かず、彼女は出勤してきているようだ。




初日だというのに、誰彼構わず大きな声で愛想を振り撒いている。





とりあえず、おしゃべりに夢中な彼女には声はかけず、ささっと朝の準備を整える。





さて、このまま逃げるわけにはいかないよね…。