酸素と点滴も繋いで、少し落ち着いたところに、個室の準備が出来ましたとの知らせが。




……?



全く話が見えないけれど、きっと中島が手配してくれたのだろう。



とりあえず、黙って移動を手伝うことに。






「よし、これで大丈夫だな。」



中島のこの発言からして、もう何があったのか質問しても良いということだろう。



眠っている花穂のベッドサイドには心配そうな顔の高橋。





「…で、そろそろ教えてもらってもいいかな?」