「ーーっ!中島!
どうしたの?状態は?」
看護師から“桜井さん、喘息の発作でてます!”の連絡を受けて駆けつけてみると、病室には苦しそうな呼吸の花穂と診察中の中島。
どういうことだ?
部屋の外には高橋もいたし…。
なにかあったのか…?
「湊、とりあえず治療が先だよ。」
「…あぁ!ごめん。」
状況を整理しようとグルグルしていた思考が中島の一声でストンと落ち着いた。
しっかりしないと。
「花穂?大丈夫だからね。心配いらないよ。」
声をかけながら、看護師から手渡された発作止めの注射を打つ。
「ちょっとチクッとするよ。ごめんね。
よし、終わり。」
どうしたの?状態は?」
看護師から“桜井さん、喘息の発作でてます!”の連絡を受けて駆けつけてみると、病室には苦しそうな呼吸の花穂と診察中の中島。
どういうことだ?
部屋の外には高橋もいたし…。
なにかあったのか…?
「湊、とりあえず治療が先だよ。」
「…あぁ!ごめん。」
状況を整理しようとグルグルしていた思考が中島の一声でストンと落ち着いた。
しっかりしないと。
「花穂?大丈夫だからね。心配いらないよ。」
声をかけながら、看護師から手渡された発作止めの注射を打つ。
「ちょっとチクッとするよ。ごめんね。
よし、終わり。」