君じゃなきゃ意味がない






「先輩!クレープ食べませんか!?」






星野くんが指差したのはピンクの屋根のクレープ屋さんだった。 





「おぉ、良いね。食べよう」





私はキャラメルソースにバニラアイスのクレープ。



星野くんは苺と生クリームのクレープ。





「美味しそう…」





声が漏れてしまうほど美味しそうだ。






私がクレープを食べ続けていると。