「これから、キャンプファイヤー、第一部を始めます」

司会の女の子の声に、気持ちが高ぶるわたし。

「初めに、校歌を斉唱します」

CDから流れる伴奏に合わせて、うろ覚えの校歌を歌ったあと。

「キャンプファイヤー、点火です。各クラスの代表一人は、前に出てきてください」

その言葉に、各クラスの学級委員長が前に出る。

「営火長は、代表の皆さんに、火をつけてください」

大屋根広場の電気が消される。

一組から順番に火が付けられてゆく。

七組が火をもらうと、代表の七人は、キャンプファイヤー台の周りを円く囲んで。

「点火」

その声に、一斉に台の上にトーチ棒が置かれ、キャンプファイヤーに火が灯った。

「今、キャンプファイヤーにあかあかと、火が灯りました。皆さん、拍手をお願いします」