「怖かった…。死ぬかと、思った……」

ゲーム機を出て、よろよろと歩くわたしの顔に、ぴとっと冷たい物がくっつけられた。

「お疲れ」

「咲真くん…、ありがと…」

わたしがジュースを受け取ってへら、と笑うと、咲真くんが眉を下げた。

「顔、青白いよ? ちょっと座るか」


「…にしても、ちょっと意外。今野って、ゲーム得意なんだ?」

「うん。咲真くんほどじゃないんだけど。中学生のときとか、よく来てたから」

「へぇ」

「咲真くんは、ああいうゲーム大丈夫なんだね」

「あー、うん…、実を言うと……苦手なんだよな…」

「え!?」