私達は

私は幼い頃から可愛いと言われて生きてきた。

そんなの何年も言われたら、自分だって自覚はしている。

私はこの顔だからモテるし、この顔だから嫌には思われない

でも、すべてが幸せかって聞かれたらそうじゃないのが普通

友達もいるし、恋だってしてる。

普通の人生だって思ってた

でも、そうじゃなかった


中学生のとき私はある事件がおきた

ある後輩の男の子から付き合って欲しいと言われ、断ったら付きまとわれた

帰りも別の道のはずなのに一緒の道を歩いてる。

私の後ろで。

だんだんエスカレートして、脅迫文を送ってくるようになった

私は怖くなって先生に相談した

でも、先生はなにもしてくれなかった

ある日、勉強しようと静かな図書館に行った

そのとき私の友達は塾で私は1人だった

勉強していると

「ねぇ、いつになったら僕のものになるんだよ」

誰もいない図書館に私の大嫌いな声が響く

『 私はあなたのものなんかにならない!』

怖い。泣きそうになりながらも声をだした

「君を僕の永遠にしたいんだ…」

「僕だけのものなんだ!」

そう言って彼はナイフをとりだした

『ひっ… 』

怖くて、体が動かない

(動けっ!お願いうごいて!)

彼がナイフを私に振りかざした

私は反射的に逃げて、やっと体が動いた

っと、思ったらテーブルのあしに足が引っかかり転んでしまった

「僕の…僕のなんだ…誰にも渡さない」

そう言って彼は私に近づき、ナイフを振りかざした

私の左腕からあったかいものが流れ落ちる

『 きゃーーーーー!』


「何をしているんだ!!」

先生たちが私の声に気づいて駆けつけた

1人の先生は彼を押さえつけた

彼は何も言わず私をずっと見つめていた

私は左腕に激しい痛みがあり、恐怖でそこから記憶がない