私はなにを考えている?

考えていないかもしれない。

そんなのわからない。



いつものように寂しい家に1人

静かに真っ赤な真っ赤なものが真っ白なキャンバスのような腕から流れ落ちる。

最近、快感に感じてきている自分はおかしいとわかっている。

でも、そんなこと私には関係ない


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ミーン、ミン、ミン


あの蝉はいつまで鳴くのだろう

いつのまにか終わってしまうのだろう

また、夏がきた



「おーい!
お前は衣替えを知らんのかー!」

『 せんせー?私は寒いよー?』

確かにその子は真夏なのにブレザーをきて、真っ白な肌が眩しい

汗1つかいてないことが不思議だ

「しょーがないな。特別だぞー!」

なんだかんだ言ってるけど、あの先生は緩い

そこが好きだ