最悪なウェディング~鬼上司と恋の予感?~


「それぐらい言ってくれてもいいじゃない?
私達付き合ってるんでしょ?」

「付き合ってもめんどくさいもんは、
めんどくさい。ほら、くだらないことを言っている
暇があるのならささっと報告書を直せ」
早く行けと言わんばかりに追い払おうとする。

ムカつく。
何よ……自分ばかりいい身分で
私のことなんて、どうでもいいってこと?

「いいわよ。
それなら自分1人で行ってやるから。
もしそこでいい男に会って乗り替えても
知らないんだから」

ブツブツと文句を言いながら
行ってしまう。

何よ……瀬名のバカ。
こんなの付き合ってるなんて言わないんだから。
別れてやる!!

泣きそうになるのを必死に我慢しながら
デスクに戻り報告書をやり直した。

そして仕事が終わると着替えるため
更衣室に行く。
すると様子を見ていた美香子が

「愛美。ずっと見ていたけど
何で1人で行くことになってんのよ?
それだとデートの意味ないじゃない」
呆れながら言ってくる。

「そんなの知らないわよ!!アイツが
行かないと言うんだから仕方がないじゃない。
あームカつく。
1人で行ってアイツよりいい男を見つけてやるんだから」
イライラしながらロッカーを閉める。

「まったく……」
ハァッ……と溜め息を吐く美香子。