最悪なウェディング~鬼上司と恋の予感?~


納得出来ないと諦めきれない。

ただの意地だと思っていたけど
自分に吹っ切れるためには、必要なこと。
恵梨香のお兄さんは、ちゃんと分かっていたんだ。

恵梨香とちゃんと話し合おう。
冷静になって……本心を聞きたい。
大切な親友だったから

そしてお兄さんのこともちゃんと応えを出したい。

次に恵梨香と智也が打ち合わせに来るのは、
3日経った頃だった。
お兄さんは、あれから私を誘って来なかった。

「お待たせしました」

「愛美。お兄ちゃん」
いつのものように嬉しそうに名前を呼ぶ恵梨香。
智也は、気まずいのか目線を合わせようとしない。

落ち着け……。
落ち着いて話を切り出すのよ……私。

いつのもの通りに打ち合わせをして
言うタイミングを探る。そして恵梨香に

「恵梨香。この後、時間ある?」

「えっ?どうしたの?」