最悪なウェディング~鬼上司と恋の予感?~


「誤解をされて不味いことでもあったか?」

あったか?じゃないわよ!!
大有りよ。

「手なんか繋いだら何かあるって
言ってるようなものじゃないですか?
そんな誤解をされるようなことしないで下さい」
自分だって困るんじゃあ……?

「別にいいんじゃないか。思わしておけば
何かあったのは、事実なんだし。
堂々とアピールして何が悪いんだ」
まったく詫びれる様子のないお兄さん。

「何が悪いとか悪くないとかの問題じゃなくて
付き合ってるって誤解されてもいいんですか!?」
私は、必死に言い返す。

この人の考えていることは、よく分からない。

すると今までに無いぐらいに
ジッと真剣な目で私を見つめてくる。
心配が高鳴ってうるさい。

「そうだな……俺は、そうあって欲しいものだけどな」

「えっ……?」

「何でもない。次の仕事に戻れ」
言うだけ言うとささっと行ってしまった。

何かを言いかけてやめられたら
余計気になるじゃない。
一体……何なのよ!?