最悪なウェディング~鬼上司と恋の予感?~


「何故拒む?上司である俺の妹の結婚式だぞ。
つまり重大なお客様だと言うことだ。
それを任せられるなんて大変名誉なことだろ?
慎んで受けとれ」
いかにも名誉であるかのように発言してくる。

はぁっ?何を言ってるのよ……この人。

仮にもその妹の旦那になる人の元カノに
普通頼んだりする!?式をぶち壊させたいの?
唖然とする私。

「やっぱり無理です。ってか、
他の方に頼んで下さい」
冗談じゃない。

そうじゃなくても今は、惨めで悔しい思いをしながら
これから過ごさないといけないのに……どうして
そんなことまで引き受けないといけないのよ!?

「ダメだ。これは、上司命令だ!
それにプライベートと仕事を一緒にするな。
いいな?絶対に粗相のないようにしろ」

この男は、そう言って私に命令をしてきた。
見下すように……

「ふざけんじゃないわよ!!」
ドンッとビールに入ったジョッキをテーブルに叩きつける。

「ちょっとあんた。声が大きいから
まぁ、怒る気持ちも分かるけど……」
呆れたように言う美香子。

今は、仕事が終わり近くの居酒屋に来ている。
美香子に愚痴を聞いてもらう。

「そりゃあ、あの人にとったら可愛い妹でしょーよ!?だからって何?
何で私がその担当を引き受けないといけないの?
あんなのただの横暴よ!!嫌がらせじゃない」

あれは、何様よ!?
俺様?ううん。鬼上司よ!!