最悪なウェディング~鬼上司と恋の予感?~


「お待たせしました。工藤様。
こちらでお話を伺います」
最高の笑顔で案内する。

その後も結婚式の準備として
披露宴や料理など細かい部分を決めていく。

「あの……木瀬さん」

「はい。何でしょうか?」

「さっきからずっと俺達を睨み付けているあの人は、
誰ですか?」

「……あれは、私の上司です」
凄くやりにくいが……。

働きを見てみたいと確かに言ったが
本当に見ているだけじゃない!?
しかも遠くから監視をしているかのような態度で
やりにくいったらありゃしない。

「気にしないで下さい。
ただの見学ですから。それよりも出席数ですが」
私は、無視して話を続けた。

しばらくすると工藤様が帰られる。
ハァッ……やっと終わった。
溜め息を吐いていると拍手をしてくる恵梨香のお兄さん。

「いや~素晴らしい。
もっと仕事の出来ないぼんくらかと思ったが
見事な対応だった」
やけにニコニコしながら褒めてくる。

逆に気持ち悪いと言うか怪し過ぎる。
何を企んでいるの!?
しかも何気に失礼な事を言ってるし。