「今日もいい天気だねぇ。
絶好のカラスの歌日和だよ!」
「うん、そうだね」
明るい彼女の声とは反対に、応える僕の声は若干暗い。
スケッチブックの上を走る鉛筆も心なしかいつもより遅く感じる。
「あ、カラスの歌といえばね。
歌詞にある"七つの子"っていうのは、七羽の烏カラスの子なのか、七歳のカラスの子なのか。
どちらの意味として書かれているのかわかってないんだって。
でも、カラスが七羽もの子供を一緒に育てることはなくて。
かといって後者が正しいのかというと、疑問が残るのね。
七歳になったカラスは子どもと呼べるのかって。
でね、私が新たに考えた仮説としては、仲のいいお母さん同士で一緒に子供を育ててるんじゃないかなって。それなら七羽いてもおかしくないしね。
それか、奥さんか旦那さんのどっちかの名前がナナツっていうのかも。
私としては、こっちのほうが好きかな。
これなら納得出来る気がするんだよね。
とまぁ、要するに・・・・じゃなくて、とにかく、私が言いたいのは。しょう君!」
大きい声で名前を呼ばれたと思ったら、両頬に微かな冷気を感じた。
スケッチブックから顔をあげると、寂しそうに笑うレイが僕の頬を包むように両手をあてていた。
絶好のカラスの歌日和だよ!」
「うん、そうだね」
明るい彼女の声とは反対に、応える僕の声は若干暗い。
スケッチブックの上を走る鉛筆も心なしかいつもより遅く感じる。
「あ、カラスの歌といえばね。
歌詞にある"七つの子"っていうのは、七羽の烏カラスの子なのか、七歳のカラスの子なのか。
どちらの意味として書かれているのかわかってないんだって。
でも、カラスが七羽もの子供を一緒に育てることはなくて。
かといって後者が正しいのかというと、疑問が残るのね。
七歳になったカラスは子どもと呼べるのかって。
でね、私が新たに考えた仮説としては、仲のいいお母さん同士で一緒に子供を育ててるんじゃないかなって。それなら七羽いてもおかしくないしね。
それか、奥さんか旦那さんのどっちかの名前がナナツっていうのかも。
私としては、こっちのほうが好きかな。
これなら納得出来る気がするんだよね。
とまぁ、要するに・・・・じゃなくて、とにかく、私が言いたいのは。しょう君!」
大きい声で名前を呼ばれたと思ったら、両頬に微かな冷気を感じた。
スケッチブックから顔をあげると、寂しそうに笑うレイが僕の頬を包むように両手をあてていた。
