僕はそれを見て、本当にその時が近づいているのだと実感した。
来てほしくないものが、来ることを
終わってほしくないものが、終わることを
「だから、そうだな。
しょう君も私に言いたいことあったらどしどし言っちゃって。
何なら、してほしいことでもいいよ。
セクシーポーズが見たいとか、セクシーポーズを見せてほしいとか」
「そうだなぁ」
湧き上がってくる苦いものを無理矢理押しとどめて、僕はレイの提案に少し迷ったふりをする。
してほしいことなんて一つしか思い浮かばないけれど、すぐに答えるのはなんだか癪だ。
レイはセクシーポーズをやたらと押してくるが、そこは無視。
だいたいそんなもの僕には何の得にもならない。
むしろ毒になると言ってもいい。
主に目の。
「じゃあ」
「じゃあ?」
「カラスの歌で」
「そんなんでいいの?
もっとこうセクシ――――」
「カラスの歌で」
「・・・はい」
出来もしないことを、尚勧めてくるレイに少し強めに繰り返したら、素直に返事をしてくれた。
成る程、平常時は押しに弱いのか。
もっと早く知っておきたかったと残念に思うものの、まぁ仕方ないかと諦める。
来てほしくないものが、来ることを
終わってほしくないものが、終わることを
「だから、そうだな。
しょう君も私に言いたいことあったらどしどし言っちゃって。
何なら、してほしいことでもいいよ。
セクシーポーズが見たいとか、セクシーポーズを見せてほしいとか」
「そうだなぁ」
湧き上がってくる苦いものを無理矢理押しとどめて、僕はレイの提案に少し迷ったふりをする。
してほしいことなんて一つしか思い浮かばないけれど、すぐに答えるのはなんだか癪だ。
レイはセクシーポーズをやたらと押してくるが、そこは無視。
だいたいそんなもの僕には何の得にもならない。
むしろ毒になると言ってもいい。
主に目の。
「じゃあ」
「じゃあ?」
「カラスの歌で」
「そんなんでいいの?
もっとこうセクシ――――」
「カラスの歌で」
「・・・はい」
出来もしないことを、尚勧めてくるレイに少し強めに繰り返したら、素直に返事をしてくれた。
成る程、平常時は押しに弱いのか。
もっと早く知っておきたかったと残念に思うものの、まぁ仕方ないかと諦める。
