「吉岡ー、今回の小テストも満点だ。おめでとう」
「ありがとうございます。」
私はそれだけ言って席に戻った。

「吉岡さん、やっぱすげえな」
「えーでも、なんかやな感じじゃない?」
「そうかー?美人だし、頭いいし、最高だろー」
「はーこれだから男子は……」
「ん?何か?」
「何でもー」
「? そうか。そういや今日、転校生来るって知ってた?」
「え!?マジっ!?
イケメンかなー♪」
「そうらしいね」
「楽しみー♪」
「これだから女子は……」
「何か言った?」
「イヤーなんでもー」
「そう。」

今日、転校生来るんだ。

「忘れてた、今日、転校生来てるんだった」
「忘れんなよーw転校生かわいそーw」
「今から紹介するからいいだろー?
入っていいよー」

「はい」