一時間を過ぎて、いよいよ山一面の緑が見えてきた。そろそろ生徒達の歩みも遅くなってくる。サンジは皆を励ましながら、首に掛けたタオルで汗を拭いていた。
「伊万里、ホントに無理しなくていいからね?疲れたら休も?」
「うん、大丈夫」
本当は萌果自身が休みたいのではないかと思いつつ、伊万里はそう答える。すると、匡が振り返って言った。
「立ち止まる時間が長くなると、次歩き出すのが辛いぞ」
匡の歩みは安定している。日頃野球部で鍛えているせいだろうか。
「わかってるけど。でも……」
「平野より、今宮の方がキツそうだけど」
「そ、そんな事ないっ!」
反論する萌果に、功も振り返った。
「伊万里、ホントに無理しなくていいからね?疲れたら休も?」
「うん、大丈夫」
本当は萌果自身が休みたいのではないかと思いつつ、伊万里はそう答える。すると、匡が振り返って言った。
「立ち止まる時間が長くなると、次歩き出すのが辛いぞ」
匡の歩みは安定している。日頃野球部で鍛えているせいだろうか。
「わかってるけど。でも……」
「平野より、今宮の方がキツそうだけど」
「そ、そんな事ないっ!」
反論する萌果に、功も振り返った。



