夏成実は階段を一階まで降りると、敢えて一年が使うトイレに向かった。普段使わない頭であれこれ考えながら、吸い込まれる様に入ったトイレで、夏成実はひとりの男子生徒と目が合った。
「「えっ?」」
一瞬、お互いフリーズして。
「Oh,MyGod!」
焦りまくった夏成実からは、思いがけず流暢な英語がこぼれた。便器に向かって立ったまま、ポカンとしている男子生徒を残し、夏成実は明るめのロングツインテールを揺らしながら、急いで隣の女子トイレに駆け込む。
そこは謝罪するべきだったと気付いたのは、トイレを済ませて手を洗っている時だった。
鏡に映る顔は、まだほんのり頬が赤い。洗った冷たい手でその頬を覆う様に冷やすと、俯きがちに女子トイレを出る。すると夏成実の前に腕がスッと伸びてきて、その行く手を阻まれた。
所謂、片手壁ドン状態。
俯いていた顔をゆっくりあげると、ついさっき見た顔が、すぐそこにあった。夏成実の身長は168センチだが、その夏成実より3センチほど低い身長差。おまけに顔もアイドル顔で、俗に言うジャ〇ーズ系とでも言っておこう。
「「えっ?」」
一瞬、お互いフリーズして。
「Oh,MyGod!」
焦りまくった夏成実からは、思いがけず流暢な英語がこぼれた。便器に向かって立ったまま、ポカンとしている男子生徒を残し、夏成実は明るめのロングツインテールを揺らしながら、急いで隣の女子トイレに駆け込む。
そこは謝罪するべきだったと気付いたのは、トイレを済ませて手を洗っている時だった。
鏡に映る顔は、まだほんのり頬が赤い。洗った冷たい手でその頬を覆う様に冷やすと、俯きがちに女子トイレを出る。すると夏成実の前に腕がスッと伸びてきて、その行く手を阻まれた。
所謂、片手壁ドン状態。
俯いていた顔をゆっくりあげると、ついさっき見た顔が、すぐそこにあった。夏成実の身長は168センチだが、その夏成実より3センチほど低い身長差。おまけに顔もアイドル顔で、俗に言うジャ〇ーズ系とでも言っておこう。



