話のネタにされている中崎穂香はバスケ部で、スポーツ全般が得意な男女問わず友達が多いタイプ。クラスでも人気者だ。しかし男子からの評価は、友達にするには最高だが女子度低めの残念な女子。
穂香自身も、その事は自覚していた。好きな男子と仲良くはなれるのだが『お前マジでいいヤツだな』とか、『お前が男だったらなぁ』とか言われ、恋の相談をされてしまうのが常だった。そして自らキューピッド的な役割を買って出てしまうのだ。
「あ、そう言えばさ。こないだ新しいバイト入ったんだけど」
帆鷹が思い出したように言った。バイト先のファミレスには、三年の江坂悠李もいる。新太が「マジで?」と興味津々で顔を寄せてくるのを手で制し、帆鷹は話し始めた。
「面白いのが来たんだよ」
「面白いって?」
「新太、三年の桜川那子って知ってる?」
穂香自身も、その事は自覚していた。好きな男子と仲良くはなれるのだが『お前マジでいいヤツだな』とか、『お前が男だったらなぁ』とか言われ、恋の相談をされてしまうのが常だった。そして自らキューピッド的な役割を買って出てしまうのだ。
「あ、そう言えばさ。こないだ新しいバイト入ったんだけど」
帆鷹が思い出したように言った。バイト先のファミレスには、三年の江坂悠李もいる。新太が「マジで?」と興味津々で顔を寄せてくるのを手で制し、帆鷹は話し始めた。
「面白いのが来たんだよ」
「面白いって?」
「新太、三年の桜川那子って知ってる?」



