しばらくひとりで花火を見ていた千咲希だったが、近隣の観覧者の邪魔にならないよう気を配りながらレジャーシートをたたんだ。ひとりで見る花火は、やっぱり心悲しい。
打ち上げ会場近くの臨海公園は、砂浜から石段まで観覧者であふれかえっている。その隙間を縫う様に通り抜け、屋台の並んでいる通路まで出た。
――何か買って帰ろうかな?
そんな事を思いながら、屋台を見ながら歩く。何気ない視線の先に、思いがけない姿を見つけて、千咲希の胸が小さな音を立てた。
打ち上げ会場近くの臨海公園は、砂浜から石段まで観覧者であふれかえっている。その隙間を縫う様に通り抜け、屋台の並んでいる通路まで出た。
――何か買って帰ろうかな?
そんな事を思いながら、屋台を見ながら歩く。何気ない視線の先に、思いがけない姿を見つけて、千咲希の胸が小さな音を立てた。



