君依存

頭がパニくって、何も考えられない……

「なにボーっとしてんだよ。帰るぞ」

先輩に頭をポンッとやられ、ようやく我に帰ることが出来た。

先輩の少し後ろを歩いてるけど、この光景が不思議でしょうがない。

「なんかしゃべれよ。いつもみたいに」

「せ、先輩だって……」

「だよな……なんか調子狂うわ」

「こっちのセリフです。先輩の家反対方向じゃないですか」

「だからそれは……」

ガシガシと髪の毛をかいている先輩は、少し照れくさそうに下を向いた。