君依存

「元気がない……って……」

ふみかは、先ほどの真一とのやり取りのことだろうとわかると「そ、それは……」

何か言おうと岳のほうを見ると、岳はポリポリと頭をかいていた。

「なに?」

岳の表情と、一言で、自分が何を言おうとしていたかすっかり忘れてしまったが

「濱田先輩になに言われたか知らないですけど、わたし別に落ち込んでたわけじゃないですよ?」

と、ごまかすように、くすくす笑いながらふみかは言った。