君依存


女子の優勝は、ふみかたちも戦った、あの女バスの子がいる一年。
男子の優勝は、もちろん岳たちのクラスだった。

一日運動して終わった。

夕方、まだちらほら、体育着を着た生徒がいる中、ふみかは何故か、後片付けを手伝っていた。

そこには、男バスのマネージャーも、本条君もいる。

ふみかは二人に目を合わせないように隅を掃除していた。

「ごめんふみか。濱田先輩に頼まれちゃって、断るのもなんだと思ってつい……」

モップを持ってりこが来た。

「大勢で片づけた方が早く終わるしね」

視線をあげずに、掃除をつづけた。