君依存


「おつかれっした!!!」

元気な声が響き渡り、湊先輩と濱田先輩が一緒に出てきた。

「よぉ!ふみかちゃん」

濱田先輩のさわやかな笑顔に私は、言葉を失ってしまった。

すると、横にいた湊先輩が濱田先輩の頭をはたいてる。

「気安く名前を呼んでんじゃねぇよ」

「あれ?まだ呼んでなかった?」

濱田先輩は、意地悪な顔をしながら、更衣室に入っていってしまった。

「くそぅ」

湊先輩は、耳を赤らめながら私を横目で見てきた。