君依存

「王子様、見たいだった」

「だろ?」

岳はまたニカッと笑う。

遠くから、ふみかを探す声が聞こえてきた。

「あ、りこの声だ」

「このまま授業バックレるか?」

「なに言ってるんですか!?昼休み終わっちゃうし、戻りますね」

そう言って、立ち上がりりこのところへ行こうとすると、岳がふみかの手を握った。