「どうかしたか?遠藤」

担任は、メガネをずらしながら私を見てきた。

わぁ……最悪、なんで、『告白』の二文字に驚いてんの!私!

「な、んでもありませぇん……」

くすくすと笑われながら着席した。

みんなに笑われてるし……

「もぉ、なに急に言い出すかと思えば!私が、先輩の事好きなわけないじゃん」

「そぉかなぁ??」

りこは疑いの眼差しでわたしを見てる。

そ、そんな目で私を見ないで……