プールの補習の間、私と先生はずっとキスし続けた。

先生の唇が私の唇を捉えて離さない。

私も応えるように、先生の体にしがみつく。

先生、大好き。

ずっと、こうしていたいよ…。

先生の手は次第に私の胸に伸びていった。

触られて、思わず体がびくっとする。

「いや、だよな?ごめん、俺焦りすぎてる」

先生の困った顔が可愛くて。

私は首を横に振った。

「先生とならいやじゃないよ?地獄に落ちるのだって、怖くなんかない」
「…舞…」

先生の唇が私の首筋をすべる。

嬉しくて、嬉しくて、私は涙が出た。

先生、ずっと待ってたよ。

先生にこうやって抱きしめられるのを。

ずっと、ずっと待ってた。


その日、私は初めて先生と一つになった。


夏休みになった。

あの水泳の補習の日、先生と私は初めて一つになった。

先生の鍛えられた体に抱きしめられている瞬間はあまりに幸せで、この世界の終わりかと思うくらいだった。

先生は何度も私の名前を呼んでくれた。

「舞…愛してる…」

先生は私の胸にキスをしながら、ささやいた。

私は全身で先生の言葉に応えた。

大好きなのは私の方だよ。